| 日時 | 平成22年9月4日(土)~ 5日(日) |
| 場所 | 白山 南竜ヶ馬場 南竜キャンプ場周辺及び南竜山荘、南竜ビジターセンター周辺 |
| 参加者 | 48名 |
| 主催 | 石川県(白山自然保護センター)、環白山保護利用管理協会 |
白山自然保護センターと環白山保護利用管理協会は平成22年9月4日(土)~ 5日(日)、白山の南竜ヶ馬場周辺において、平成22年度白山麓里山・奥山ワーキング「白山まもり隊-白山外来植物除去作業 in 南竜ヶ馬場-」を開催しました。
白山では近年、オオバコなど低地性植物が見られるようになりました。本来そこに生育していることのない植物ということでオオバコのような低地性植物でも白山では外来植物ということになります。白山の南竜ヶ馬場(みなみりゅうがばば)には白山の山頂付近では唯一のキャンプ場がありますが、そこには多くのオオバコがはびこっており、景観を損ねていました。また、近年、DNA解析によって高山植物であるハクサンオオバコと低地性植物で外来種であるオオバコが自然状態でも交雑し南竜キャンプ場周辺で雑種個体がすでに存在することが明らかになったことから、石川県(白山自然保護センター)は、ハクサンオオバコのオオバコによる遺伝子攪乱(高山植物であるハクサンオオバコに低地性植物のオオバコの遺伝子が入り込み、純粋なハクサンオオバコがなくなっていく可能性)を防ぐため、南竜ヶ馬場キャンプ場におけるオオバコの除去を重点的に実施することにしました。
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除去作業の様子
1日目は、白山の外来植物についてのレクチャーの後、高山植物であるハクサンオオバコ、外来植物であるオオバコ、そして両者の雑種と考えられるオオバコを南竜ヶ馬場キャンプ場で観察した後、南竜ヶ馬場キャンプ場のオオバコの除去作業を開始しました。参加者は根切などの道具を使ってオオバコの除去作業を行っていきました。腰をかがめての長時間の作業で大変な作業ですが、参加者の皆さんはもくもくと作業を続け、あっという間に除去した植物を持ち帰る袋はいっぱいになっていきました(除去した植物はその場に放置することなく、白山自然保護センターまで持ち帰ってから処分しています)。2日目の朝は天気もよく、希望者は朝4時すぎに起きて油坂を登り、北アルプスから登るご来光を楽しみました。2日目は南竜山荘、南竜ビジターセンター周辺のオオバコの除去作業を実施しました。除去作業の合間にはオオバコ茶の試飲やオオバコ相撲などを行い、参加者に楽しんでもらいました。結局2日間、約4時間の作業で、45リットルのゴミ袋にして13袋、96.8kgものオオバコを除去することが出来ました。

